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——夫の裏切りを2回経験して、慰謝料380万+住む家+養育費まで勝ち取るまでの記録
いま、ここを読んでるということは、たぶんもう限界に近いはず。
怒りで頭がいっぱいになっているか、逆に涙も出ないくらい感覚が麻痺しているか。どちらにしても、無理はない。
ひとつだけ先に言っておきたい。いま感じているその感情は、ごく自然な反応。
「気づけなかった自分にも原因が」「家族のために飲み込んで」——そんな声に耳を貸す必要はまったくない。嘘を重ね、生活費にまで手をつけて裏切ったのは相手のほう。責められるべきなのは向こう一人。
夫の裏切りは、私にとって2度あった。だから、頭に血が上る感覚も、逆に何も感じなくなる感覚も、両方知っている。
それでも最終的には乗り越え、慰謝料380万と住む家、養育費まで手元に残せた。その経験から、伝えられることがひとつある。
感情をぶつけるだけでは、現実は1円も動かない。
それを思い知らされたのが、最初の裏切りのときだった。
最初に気づいたその日、私はその場ですぐに夫を問い詰めた。抑えがきかなかった。
その結果どうなったか、振り返るとこうだった。
何も持たずに問い詰めることは、相手に「今のうちに消して」と教えているようなものだった。のちに知ったことだけど、これが最もやってはいけない一手だったらしい。
結局、有耶無耶なまま「もう一度やり直そう」という名の先送りをして、約1年が経った頃、まったく同じことが繰り返された。
だから二度目は、自分でも驚くくらい冷静だった。涙も出なければ、怒りも湧いてこなかった。怒りを飲み込んで、まずは言い逃れさせない証拠を確保する方向に舵を切った。気持ちをぶつけたところで何も変わらないと、そのとき気づいた。動かせるものがあるとしたら、それは証拠しかなかった。
怒りは、ぶつける対象じゃなく、証拠に変換する材料だった。そのほうが結果として何倍も効果があった。
ここではっきりさせておきたいことがひとつある。
証拠を持つことと、離婚を決断することは、まったく別の話。
相談の際に聞いたところでは、依頼者の半数以上はまだ関係を続けるかどうか迷っている段階らしい。「別れると決めてないのに探偵に頼むなんて」とためらって、結局動けないまま日にちだけが過ぎていく人が大半だという。
でも、実際に必要な順番は逆だった。
どの結論にたどり着くとしても、最初にやることは共通している。決めるのは、証拠を手にしたあとでいい。
もっとも、最初から専門家に頼んだわけではない。費用は出したくなかったし、何より自分の力でどうにかしたいという気持ちが強かった。
夜、夫が寝静まったすきにスマホを確認しようとしたが、気づかないうちにパスコードが変更されていた。仕方なくカードの利用明細からホテル代とおぼしき記録を洗い出し、休みの日には車を使って距離を置きながら尾行し、遠目にシャッターを切った。
そうやって3か月かけて集めたものを弁護士のもとへ持って行ったところ、返ってきたのはこの言葉。
「これじゃ慰謝料は取れません」
交渉の場で通用するのは「自分の中で確信が持てた証拠」ではなかった。相手に逃げ道を残さないレベルの証拠。それは、素人の手には届かないものだった。
一つ勘違いしてほしくないことがある。法律の専門家に相談すること自体は間違いじゃなかった。踏む順番が逆になっていただけの話だった。
弁護士がきちんと力を発揮できるのは、材料が揃ってからだった。手ぶらで行ったときは相手にされなかったのに、証拠一式を抱えて行ったときの対応はまるで別物だった。
つまり、正しい順序はこうなる。
怒りに任せない → 日常の記録を積み重ねる → 証拠は調査のプロに集めてもらう → 揃った証拠を持って法律の専門家へ相談する → 最後は公正証書として形に残す
正直、この中の「専門家に任せる」という一段階だけが、なかなか踏み出せなかった。探偵に依頼した経験もなければ、費用の見当もつかず、率直に言うと二の足を踏んでいた。
二度目の失敗は避けたかったので、いくつかの探偵事務所に連絡を取って比較した。事務所ごとの姿勢の差には正直驚いた。気になった点を挙げておく。
正直なところ、金額の差よりも「ここに事情を打ち明けて本当に大丈夫なのか」がわからないことのほうが、ずっとしんどかった。
5社を回った中で、いちばん最後に問い合わせたのがうな探偵社。他とは明らかに雰囲気が違うと、電話の時点でわかった。
電話をかけたとき、担当者からぽつりと出てきた言葉。
「さぞかしお辛かったでしょうね」
その瞬間、涙腺が保たなかった。責める人がどこにもいない、ただ理解してくれる相手がいる。たったそれだけで肩の力が抜けるなんて、思ってもみなかった。
問い合わせの敷居が低くて、無理なく自分の都合で話が進められた。
声を出すのがつらい場合に備えて、ページ内にはメールで相談できる窓口も設けられている。
損をしにくい料金の仕組みも用意されていた。
証拠そのものの質も、交渉の場で十分通用するレベルだった。
「なぜこの価格でできるのか」と尋ねてみたところ、「余計な広告費を削っているだけで、調査自体は手を抜いていません」という返答だった。
この説明が誠実かどうかは、結局、自分で電話して肌で確かめるしかないと思う。
表示された番号にかけて、「料金を知りたい」とだけ伝われば十分。
依頼してすぐに、証拠は全部そろっていた。あの3か月の苦労は何だったのかと拍子抜けするほどだった。
弁護士に見せたときの反応も、明らかに違った。「この証拠は完璧だ」という言葉が返ってきた。
相手側の弁護士も、報告書を目にした瞬間に強気な姿勢を崩した。そうして最終的にまとまった内容がこちら。
実のところ、一度だけ養育費の振込が途切れた月があった。ただ、そのときはすぐに給与差し押さえの手続きに踏み切った。以降、途切れたことは一度もない。
一般的な慰謝料の相場は50〜300万ほどと言われることが多いらしい。その水準を上回れたのは、自分に交渉のセンスがあったからではまったくない。言い逃れできない証拠を、こちらが確保していたからにほかならない。
どれかひとつでも思い当たるなら、今のあなたは、あの頃の私とほとんど同じ場所に立っている。同じ失敗を繰り返す必要はどこにもない。一人で抱え込む必要もない。
電話をかけること自体が高いハードルに思えるのはよくわかるので、当日の流れをここで先に見せておく。
最後にひとつだけ書いておきたい。
「頭を冷やしてから行動する」——これは、半分は正解で半分は的外れだと思う。
悠長に頭を冷やしているあいだにも、手に入るはずだった証拠はどんどん目減りしていくから。やり取りの記録は削除され、言い分はすり合わされ、外向けの態度だけが丁寧に作り直されていく。速く動いて後で悔やんだことは一度もない。逆に、動くのが遅れて苦い思いをしたことなら何度もある。
相手を問い詰めることも、ひとりで耐え続けることも、どちらも選ばなくていい。選べる道はただひとつ。今晩から、人知れず証拠を集め始めること。
私はこのやり方に切り替えたことで、一度目に失ったすべてを二度目で丸ごと取り返した。
一人で全部解決しなくていい。助けを借りることは負けじゃない。その怒り、間違ってないよ。
かけて「料金を知りたい」と言うだけで、話は進む。
相談は無料で、無理な勧誘もない。合わないと感じたらそこでやめて構わない。
通話が気まずい場合は、ページ内のメール相談窓口も利用できる。